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ミノルタ波止場

かつて減らさない投資(棒読み)を目指していた個人投資家のブログ。 現在はただの雑記帳です。 
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なんか買えてたみたい(錯乱)

昨日買い煽ったので、バランス取って今日は売り煽ります(?)

現在のそーせい時価総額280億円は、米国承認不可、喘息適用不可、APNTガラクタを前提とした株価であるというのは、以前計算の後に予想した通りです。(計算過程は前々記事を参照ください)
では今回は逆に、全てが上手く進んだ場合の最大時価総額がどうなるか、を考えてみます。
前回のロイヤリティ計算では最小値を適用しましたが、今回は最大値を適用し計算してみます。
それ以外は前回用いた計算過程と同一です。

       年間売上(単位:ミリオンドル) 1ドル100円想定
      シーブリ ウルティ 
2013年   58    6    
2014年   140   180  
2015年   230   450    
2016年   330   700    
2017年   450   1000    
2018年   680   1200   
2019年   880   1400   
2020年  1000   1500   
2021年以降2025年まで同様とする

これらの売り上げを合計し、そこにロイヤリティ率をかけると、シーブリ8800億円(440億)、ウルティ16000億円(640億円)となります。販売マイルストン未受領額約140億を合わせると、2025年までに1220億円を受領できる計算になります。
そこから12年分の経費(300億)を引いて920億円。
さらに法人税対象利益620億円(920-繰越利益剰余金300)に40%の税率をかけた250億円を引くと670億円。これがシーブリ、ウルティの現在価値となります。現預金80億を足して750億円。これが「そーせいを最大級に評価した場合」の時価総額になります。

つまり私は、そーせいの時価総額を280億(最小値)~750億(最大値)と見積もっています。現状の発行株価で言うと2000~5200円くらいですね。下値が限定的であり、かつアップサイド2.5倍くらいを狙える投資、という感覚です。

以上が私の考えになりますが、「いや、もっとそーせいのアップサイドは大きい!」と考える方もいらっしゃると思います。
シーブリについては最大限の評価をしていると思いますが、もしかしたらウルティはもっと売れるかもしれません。では仮に2020年ピークで3000億売れたとしましょう(シーブリと合わせて4000億ですから、現状でノバ社が予測しているQファミリー最大値と言えます)。この場合ウルティ総売り上げは約25000億(ロイ1000億)となり、シーブリマイル販売マイルを足して1580億、経費300億を引いて1280億、法人税対象利益980億円に4掛けの390億円を引いて890億。現預金80億を足して970億円となります。株価でいうと7000円くらい。
上限ギリギリで評価しても、現状からのアップサイド3.5倍ということになりますね。
さすがにこれ以上の評価をするのは、予想ではなく願望になってしまいます。

さて、前提が終わったところで結局何が言いたいかというと。
ぶっちゃけそーせいへの投資って、バイオという根源的なリスクを背負ってるにしては、アップサイドが低すぎるんですね。時間もかかるし、あえて投資する価値はないよね、と判断されても全く不思議ではない。
バイオに投資する人の傾向として(自分も含めてですよ)、極端に言えば第2のガンホーを探してやる!一山当ててやる! というのが強くあると思います。100万が1億になった!みたいな。そこまでいかなくてもテンバガー狙いたいとか。
正直に言って、そーせいに関してテンバガーはどう頑張ってもあり得ません。
それを狙うなら他のバイオに行くべきです。

ピーク時売上4000億、ロイ5%で年200億、PER15倍で時価総額3000億! 10倍達成!

私だって本当はこういう景気のいいこと言いたいですよ。。
でもそーせいについてこのような評価はできません。というより、してはいけません。
なぜならそーせいのシーウルの利益は、2025年で終わることが確定しているからです。
(2025年期限の延長についてはいろいろな見解がありますが、私の認識では、かなり難しく、また適用できる国が限られるため、享受できる利益は限定的だと思っています)

私が、ここまでそーせいについて一貫して「時価総額的なアプローチ評価」をしているのは、PER評価ができないからです。
PER評価をするならば、最低限、継続的に利益を生み出す(かもしれない、と思わせる)何かがなければいけません。
私は、これはバイオでいうところの「基盤技術」であると思います。
実際、基盤技術のあるバイオは、どれだけ赤字でも評価をされています。それはPER評価が「可能」だからです。現在赤字でもいいんです。もし成功したらこうなりますよ、これぐらいの利益が出ると見込んでますよ、というのが相応の根拠と共に提示されていれば、いくらでも未来を織り込む評価は「可能」です。

そーせいにはこれが無いんです。
実際に、去年の総会において、田村社長自身も「2026年で終わる会社であれば、ロイヤリティをもらうだけで何もしないという選択肢もあるが、会社の永続性を考えると、何か手を打たなくてはいけない」という趣旨の発言をしていました。(記憶違いだったらごめんなさい)
株主から見れば、「別にロイヤリティ管理会社になってもいいですよ(ゲス顔)」と思うかもしれませんが、実は株価を上げたい株主側からしても損なんです。
だって、会社に継続性がないと思われたら、PER評価できなくなり、結果的に過小評価をされてしまうんです。
まさに現状のそーせいがそれですし、PER的に評価できない(しにくい)会社が、結果としてPBR1倍割れに甘んじている状況はいくらでもありますよね。

あれ?おかしいな?
「そーせいには基盤技術がない」
と言いましたが、実際には基盤技術候補がありますよね。APNTという。
もちろん私も忘れたわけではありません。
基盤技術があるのにPER的評価がされてないじゃないか、おかしい、我慢して長文読んだのに前提が間違っているじゃないか、時間返せ!
と思われるかもしれませんが、私はこれは要するに
会社側からのAPNTに対する説明がなさすぎて、ないものとして扱われている、むしろ経費食う分だけお荷物
と解釈されている結果なのだと思います。
会社側が、実現可能性とかはとりあえず置いておくとして、こういう基盤技術で、こういう経費が掛かって、成功したらこうなります、という説明をしっかり行えば、会社の継続性が一定数担保でき、PER的評価ができるようになり、ひいては株価上昇に繋がると考えています。
というか、今後の展望を教えてくれればいいだけなんですから簡単にできるはずなんですが。。


まあ最終的に私が何を言いたいかというと、

説明会楽しみだなあ(真顔)
ということに尽きます。。
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まあ見慣れた感じのそーせいですね。。
指数に連動しなくなった気はしますが。

ノバ決算が出たので、この数字を使って少し考察してみます。
※多分に一個人の妄想が含まれます。

Qファミリー(シーブリ、ウルティ、オンブレス)の2014年1Qまでの売上推移は以下の通りです。(単位:ミリオンドル)

       2012           2013                             2014
       1Q 2Q 3Q 4Q 計   1Q 2Q 3Q 4Q 計    1Q
シーブリ           3   3     6→12→15→25    58  30
ウルティ                           6  6  14
オンブレス 29→33→34→38  134 43→47→49→53  192  53

※オンブレスは2010年米国等発売、2011年日本欧州等発売。

オンブレスを基準にシーブリ、ウルティの今後の売り上げをざっくりと予想してみます。(1ドル=100円想定)

まずこれを見て気づくのが、シーブリの2014 1Qと、オンブレスの20121Qが同程度の売り上げだということです。オンブレスは2010年発売、シーブリは2012年発売ですから、シーブリは2年遅れで、オンブレスの売り上げ推移を追いかけているような状況と言えます。
オンブレスは発売後3年(全世界発売2年)の段階で約200億を売上げていますが、もし今後もオンブレスとシーブリが同じような売り上げ推移であると仮定すると、シーブリの発売後3年、2015年時点で200億程度の売り上げになります。
オンブレスについては直近四半期において売上の頭打ち傾向が見られますので、最終的に年250億程度でピークに達するのではないかと想像できます。シーブリについても同様のことが起こると考えられますが、シーブリはまだ米国承認を得ていない状態でオンブレスと同じ売上推移ですから、これに米国販売による売上が加われば、最終的にオンブレスの1.5倍~2倍程度の売り上げが期待できるのではないかと思われます。つまり、先ほどのオンブレスの年250億を基準とすれば、米国以外での250億に、米国での売り上げ125億~250億を足した375億~500億のピーク時売上が期待できます。
加えてシーブリには、2016年以降、米国以外での喘息適用というイベントがあります。これが達成された場合、米国以外でのピーク時売上(ノバ発表によると喘息適用は米国以外の模様)250億に、2倍~3倍の売り上げが見込めるでしょう。すると、最終的に米国以外のピーク時売上が500~750億まで伸びることが予想されます。
以上をまとめると、米国以外で500億~750億(250億+喘息適用250億~500億)、米国で125億~250億となり、合わせて625億~1000億がシーブリのピーク時売上であると予想します。

ウルティブロについてはまだ売り上げが計上されたばかりで、今後数字が大幅にぶれるでしょうが、シーブリ20131Qとウルティ20141Qを比較し、およそ2倍~3倍のペースで売れていることから、上記で予想したシーブリの米国以外売上げピーク250億(喘息適用前)、米国売上125億~250億をそれぞれ2倍~3倍すると、米国以外500億~750億、米国250億~750億、合わせて750億~1500億がウルティブロのピーク時売上になると予想します。ただしウルティブロについては、シーブリ、オンブレスのような後発ではなく、先発薬なので、今後の状況によってはこれ以上の売上げが期待できると思います。
個人的には、上記の数字は最低限に見積もっているつもりです。ノバルティスの決算資料にも、「Qファミリー合わせて2000億~4000億」と読み取れる記述がありますので、それほど的外れではないと思われます。(下限合計1525億~上限合計2750億)
なお、ピーク時売上への到達は2020年前後を想定しています。

これまでの予想と時系列にまとめると、こんな感じになります。

  
            
     年間売上(単位:ミリオンドル)
    シーブリ ウルティ  オンブレス
2013年     58    6    192 実績値
2014年        140   120    220 以下予想値
2015年   200   300    230 
2016年   270   450    240 シーブリ、ウルティ米国販売
2017年   350   600    250 オンブレスピーク値到達、シーブリ喘息適用
2018年   470   700    250
2019年   550   750    250 ウルティピーク値到達
2020年   625   750    250 シーブリピーク値到達
2021年以降2025年まで同様

以上の予想に基づき、またシーブリのロイヤリティを5%、ウルティのロイヤリティは4%と仮定した上で、2025年までに受領できるであろうロイヤリティを計算してみます。するとシーブリロイヤリティ約280億(売上5600億)、ウルティロイヤリティ280億(売上7000億)となり、販売マイルストン未受領額約140億を合わせると、2025年までに約700億を受領できる計算になります。
さらにこの700億を割り戻して現在価値に直してみます。
ロイヤリティ700億から毎年の経費、研究開発費等を年25億と仮定し12年で計300億を差し引くと約400億残ります。
さらに残った400億のうち300億は利益剰余金(繰越欠損金)があるのでそのまま残りますが、100億は法人税等実効税率40%を差し差し引いて60億になります。いろいろ差し引いても手元に360億残る計算になります。
つまり、将来的に360億手残りが期待できる資産を持ち、さらに手元に80億あるので、現在のそーせいの価値(期待値)は440億程度はあろうと私は考えています。

繰り返しになりますが、この計算をするにあたって用いた売上の数字は、自分の中では「最低でもこれぐらいだろう」と見込んでいる数字です。
その最低限の数字で計算したそーせい現在価値が440億。
対して、現状のそーせい時価総額は280億ほどです。
もちろん「米国承認がされないかもしれない」「喘息適用がされないかもしれない」というリスクはあります。
このリスクを差し引いて(リスクが現実になったものとして)考えると、それぞれ100億弱程度のロイヤリティ収入が毀損されるので、手元に200億程度が残る計算になり(360-200+法人税分40=200)、今現在手元にある現金80億と合わせて280億になります。
これでようやく数字が合いました。
つまり、米国承認がなされず、喘息適用もされず、特にここまで触れていませんがAPNTにかけた経費の見返りは何もありませんでしたー(察し)という状況が織り込まれてるのが現在の株価なのです。
なんともまあ。。


もう少し続けようと思ってたけど、書いててなんか悲しくなってきましたのでやめます。。
まあ説明のつかないまでの株価ではないけど、やっぱり安いよねっていう当然の帰結的な感じ。

なんだかずいぶん上がったような錯覚に陥るけど、先週の水準に戻っただけで、余裕の含み損。

できれば今月プラスで終わりたいけど、まだちょっと水面が遠いな。。

売上はシーブリ30m、ウルティ14mでした。まあ妥当なところでしょう。

本来ならそろそろ3dを買いたい時期だがそうも言ってられない状況。
ほんとバイオは暴落待ちくらいの心持ちでいないと駄目ですね。

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ここまで来ないだろうって指したやつがことごとく約定しますね。。
最後下がるチャートしか頭に浮かばなくなってきたので、そろそろ裏切ってほしいんですが。

いま、金融一体課税ということで、金融商品に対する課税がどんどん2割源泉に統一されつつあります。
国債や社債なんかで非課税枠使ってウマーしてた人たちは乙でーす。
とも言ってられないんですよね。。
結局、この一体課税って、2016年のマイナンバー施行に向けた下準備でしかなくて、
真に恐ろしいのは、マイナンバー制によって、所得だけでなく資産額も当局に把握されることです。
これにより、恐らく、国民健康保険等の負担割合や、各種税金が(たとえ源泉所得であっても)膨大に増えることが予想されます。
兼業だと工夫する余地がほとんどありませんが(少しはありますよ)、特に専業であるならば、今のうちにやれることはやっておくべきです。
もしかしたら無駄に終わるしれませんが。
いや人生に無駄なことなどない(反語)

というわけで会社設立準備中です。
定款詰め込んだらぐちゃぐちゃになってしまった。。

プロフィール

HN:
ミノルタ
性別:
男性
自己紹介:
30代 男

40までに純資産ベース10億目標
ツイッター=@konikaminoruta

連絡はつぶやかないツイッターまでお願いします

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